脇町会場:平成29年7月18日(火)開催
古民家サテライトオフィスにて開催
「徳島県西部総合県民局」と「特定非営利活動法人チルドリン徳島」が主催の『にし阿波ワークスタイル』が7月18日に美馬市脇町うだつの町並み·西條邸にて開催されました。
西條邸は古民家を再利用したサテライトオフィス。2017年2月から徳島県のにし阿波地域でのおためしサテライトオフィス事業として、一般社団法人ハンモサーフィン協会が運営しています。
当日参加した女性たちは、今すでに働いている人、これから仕事を見つけたい人とさまざま。
地元の女性たちが集まって、これからの働き方についてワイワイ語り合いました。
どんな風に働きたい?これからの私たち
午前中は、「私らしいワークスタイル~子育て期に合った働き方~」と「にし阿波にいてできる仕事、新しく創りたい仕事」についてみんなで一緒に考えて意見を出し合いました。
そのときに利用したのが「lino(外部リンク)」というWEB上の付箋。パソコンをつかって意見のメモを貼ったり、動かしたりと、頭も手もフル活用。
子育てと仕事を両立させたい、海外から訪れる観光客に関わる仕事をしたい、古民家の暮らしを広める活動をしたい、継続可能な働き方をしたい···などなど、たくさんのアイデアが生まれました。
また、地元にし阿波で仕事をしたい人が多く、そのためにはどんなことが実現可能なのかを考え、IT·人に関すること·観光に関することに分けて話し合いました。
実際にやってみよう!クラウドソーシングの使い方紹介
午後からは、在宅ワークやサテライトオフィス勤務など、時間や場所にとらわれない働き方のひとつとして、テレワークとクラウドソーシングの紹介がありました。
実際に、みなさん自身でクラウドソーシングの大手サイトに登録。興味のあるワードを検索に入れたり、得意なことを見つけたりして、どんな仕事があるのかを調べました。
チャレンジしようと意気込んでいる女性たちの顔は真剣そのもの。みなさんの熱意がひしひしと伝わってきました。たくさんの意見や新しい働き方を知ることができて、明るい未来を想像できるイベントとなりました。
脇町会場:平成29年7月20日(木)開催
にし阿波で掘り起こそう 自分発見・仕事発見
2歳の子供同伴で不安でしたが、会場に入るとキッズスペースが用意してあり、主催者・参加者の皆さんが笑顔で接してくれてホッとしました。
午前中は2グループに分かれ、にし阿波の特色を活かした仕事、自分がやりたい仕事、子育て期に合った働き方などをオンライン付箋共有アプリ「lino(外部リンク)」を使ってパソコン上で発表し、話し合いました。
大学のアウトドアサークルに大自然のアクティビティを売り込む、観光客に阿波弁を教える、手作りの洋服を販売したいなどの意見が出ました。
テレワークって、なに? 始まりは支援センター
午後からは主催者の方が自らの体験を踏まえ、テレワークの仕事の流れを説明してくれました。その後、クラウドソーシングサイトを紹介してもらい、実際に会員登録をして自分がやりたい仕事を探しました。
支援センターでこの体験会のパンフレットを見つけた時は「テレワーク」の意味すら知らなかった私。この日初めて聞いて、見て、触れて…少しずつ新しい働き方への理解が深まりました。
脇町会場:平成29年8月4日(金)開催
ライターになりたい女性、専門知識を活かしたい女性、にし阿波を活性化したい女性。様々な女性と出会えたことも大きな刺激になりました。
子供と過ごす時間を大切に、自分らしく、責任を持って働きたい―そう願っていた私にとって、にし阿波で暮らしながら将来の可能性を感じることができる貴重な体験会となりました。
8月4日、脇町うだつの町並み もり邸にて、にし阿波地域での女性の新しい働き方を学ぶ「にし阿波ワークスタイル」が開催されました。
前回の参加者を中心に小さな子どもさんを連れたママ達も参加。
アットホームな雰囲気の中行われました。
新しい働き方ワークショップ上級編
午前中は、前回開催された講座の上級編ということで、2グループに分れたのち、前回のワークショップで提案された「自分のやってみたいこと」や「にし阿波でできる仕事」の中からテーマを1つ各グループで選び、「仕事として具体化するためにはどんな事が必要?どんな事ができる?」をグループで話し合いました。
テーマとしては「にし阿波での大学生のサークルの合宿などの誘致」「障害のある子どもやその親が地域と繋がったり相談ができるイベント開催」が取り上げられました。
話し合ってみるとテーマの内容はもちろん、それに紐づいて色々な提案が出て予定時間をオーバーする程の盛り上がりとなりました。
また時間の最後には話し合った内容をまとめて発表。
発表内容は主催者であるチルドリン徳島の理事の野田さんとジェントルワークスの串田さんからアドバイスを頂き、「やってみたい!」という頭の中にあるものを形にする難しさや逆にもっと色んなことができる可能性を改めて実感しました。
実際に在宅ワークで便利なソフトを使って体験してみよう!
お昼休憩を挟んで午後からは、顧客の管理や案件管理、問い合わせの管理業務のアプリを、自分の必要に応じてマウス操作だけで作れるソフトを使って実際に午前中に話し合ったテーマを元に各グループでデーターベースを作成。
デモ入力をして使用してみました。
慣れない操作に最初は戸惑いましたが、参加者同士で工夫しながら作っていくうちに色々応用できることが分かり使ってみたいという声も聞かれました。
育児や家事、介護など家庭の事情で自分の働き方に制限をするのではなく、テレワークという新しい働き方を通じてやりたい仕事をするというのはとても魅力的だと思いました。
まだまだどんな仕事ができるのか分からない、また知られていない部分があるのでもっともっと周知されれば良いなと感じました。
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