ネット社会の特性について、子どもと話し合ったことはありますか?
・匿名性はない。詳細な記録が残ります。
・秘密の場所ではない。誰もがみられます。
・違法行為は厳罰となる。バーチャルな世界の話ではなく、現実世界の行為だからです。
知って欲しいネット関連のトラブルの一例を言いますと、
・ネットで知り合った人は本当に子供?
・名前や住所、電話番号の入力はちょっと待って!
・ネット上は大人向けの情報がいっぱい!
・そのWebサイトは本物?
・知らない人からのメールは無視。
・ネットいじめにあってるの?
加害者にならないために
・自分が?ネットいじめの張本人?
・いつでもどこでも携帯
・人の写真を勝手に撮るのはいけないこと?
・友達の書いた絵や、文章、勝手に使うと法律違反
・面白半分の書き込みは無責任。
・その添付ファイル、大丈夫?
・気づかないうちに加害者になってしまったら?
すぐにできること、大きくは3つです。
①子どもの実態を知る
②フィルタリング等の設定をする
③我が家のルールを決める
その中でも我が家のルールをご紹介します。
もちろん、新しいテクノロジーに触れることは私自身も大好きですが、便利だし楽しいので、ルールは必要です。
①時間を守る
→時間を守らせるルール例
・スマホは20時までしか使用してはいけない。
・1日○時間までしか使ってはいけない。
→オンライン授業で使う場合もあるのでそこは家庭ごとルールを。
②自分の判断で課金しない
→自分の判断で課金をさせないためのルール例
・アプリなどの課金や有料コンテンツのダウンロードは親の了承を得る。
・毎月のスマホ代(利用明細)を親子で確認する。
③マナーを守る
→マナーを守らせるルール例
・病院や電車、図書館などの公共の場ではスマホを使用しない。
・歩きスマホをしない。
・食事中はスマホに触らない。
④学校優先・宿題優先
→学校や宿題を優先させるためのルール例
・宿題が終わるまでスマホは居間に置いておく。
・勉強中はスマホに触らない。
⑤悪さをしない
スマホを使えば、匿名で様々な投稿ができます。新聞記事など一緒に読み、何をしてはいけないのか、どのようなことにつながるのかということを考えさせます。責任感 を身につけさせるうえで、重要です。
→悪さをさせないためのルール例
・他人の悪口や誹謗中傷を投稿しない。
・違法なダウンロードをしない。
⑥自分を守る
現在、インターネット上に 自分の個人情報 を載せてしまい、住所、学校、クラス、年齢、顔などが特定されてしまう小学生が多いです。個人情報の取り扱いやコンピュータウイルスについて指導することで、インターネットの危険性 について教えることができます。
→子どもを守るためのルール例
・インターネット上に個人情報を載せない。
・ウイルス対策ソフトを導入する。
・フィルタリング機能を使う。
⑦大事なことは自分の口で伝える
文字によるコミュニケーションでは、自分の気持ちや想いを上手に伝えることが難しいです。また、別の部屋にいる母親と子どもが、「移動が面倒だから」とメールで会話している話を聞いたことがあります。何だか寂しいですね。コミュニケーション能力をつけるためにも、重要です。
→会話を大切にするためのルール例
・大切なことは直接会って話す。
・メールを送るときは1度読み直してから送信する。
なんとなく、使い始めて、親も分からないから、なんてところも一度、立ち止まってみて”我が家のルール”を決めてみてはどうでしょうか。(清瀬由香)
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